
こんにちは!axis.代表の松下です!
今日はカメラに欠かせないもの『バッテリー』について書いていこうと思います。
まず、映像制作の現場で、一番怖い瞬間はいつでしょうか。 僕は、撮影の真っ最中にカメラの電源がプツンと落ちる瞬間だと思います。
機材トラブルは、クライアントからの信頼を一瞬で失いかねないリスク。 今日は、多くの人が一度は悩む「バッテリーは純正品を買うべきか、それとも安い互換品で済ませるべきか」という疑問について、映像制作会社を運営する僕の視点からお話しします。
※結論は出ていますが、僕はいつも購入前に葛藤しています。笑
結論:バッテリーは「絶対に純正」であるべき理由
結論から言います。バッテリーは「絶対に純正品」を選んでください。
最近はネットで検索すると、純正の1/3ほどの価格で買える互換バッテリーが山ほど出てきますよね。チャージャーまで付いていて、コストを抑えたい気持ちは痛いほど分かります。


上がSONY純正品で、下が互換品です。値段は半額以下と一見魅力的に見えます。
でも、僕は互換バッテリーを使いません。 理由はシンプル。「安物には、安いなりの理由があるから」です。
1. 互換バッテリーが現場を止めるリスク
カメラのバッテリーは、いわば撮影機材の「心臓部」。
昔、サードパーティ製のバッテリーグリップを使っていた際、連写をするとカメラがエラーを吐いて停止するというトラブルに見舞われました。
純正品は、カメラ本体との電力供給やデータ通信が精密に計算されています。 一方で、出どころの曖昧な互換品は、制御が不安定なことが多い。
実際に安価なバッテリーを買ってみた時、モニター上の残量表記は「満充電」なのに、実際には半分ほどで電源が落ちてしまったこともありました。
「今のバッテリー、挙動が怪しい…」 現場でそう感じながら撮影するストレスは、何物にも代えられません。
また粗悪なバッテリーは充電時の発火やカメラの故障にもつながるので、仕事で使うなら絶対に避けた方が良いです。
2. 「出口戦略」まで考えたプロの機材運用
「純正品がいいのは分かったけど、全部揃えると予算が…」という方もいるかもしれません。そこで僕が推奨するのが、「最低限の所有と、賢いレンタル」の組み合わせです。
バッテリーは消耗品です。 中古市場でも値段がつかないことがほとんどで、出口戦略を考えると、在庫として抱えすぎるのは得策ではありません。

購入すると一つ当たり1~2万円程度かかると思います。
- 自分用の最小限の数は所有する(純正品)
- それ以上の数は、現場に合わせて都度レンタルする
これが一番コストパフォーマンスが良く、常に劣化のない「信頼できるバッテリー」を現場に持ち込める賢い運用方法です。
また、レンタルショップのバッテリーなどは純正品や信頼できるメーカのものを揃えているのでこの辺りも安心です。
3. 現場の「安心」を買うということ
僕は普段、1つの機材に対して3〜4個のバッテリーを用意します。 1日ロケなら予備を含めて5〜6個。充電環境があればローテーションで回しますが、環境が読めない現場ではとにかく数を揃えます。
安易なコストカットで現場を止めてしまっては、元も子もありません。 バッテリー選び一つとっても、プロとして「妥協しないライン」をどこに引くか。
機材への投資は、単なる出費ではなく、クライアントとの信頼を守るための「保険」です。
皆さんも、大切な瞬間を逃さないために。 ぜひ、信頼できるバッテリーを選んでみてください。
では、また!