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2026/02/04

頭の中と現場をつなぐ、iPadという存在

iPadは「考えるための道具」

iPadを使うようになってから、
仕事の進め方が少し変わった気がしています。

映像制作の最初の段階では、
頭の中にイメージはあるけれど、
それをうまく言葉にできないことがよくあります。

そんなときに使っているのが GoodNotes です。

きれいにまとめようとせず、
思いついたことをそのまま書き出す。
言葉でもいいし、図でもいいし、
ときにはかなり雑なメモになることもあります。

打ち合わせ中も、
話を聞きながら手を動かしてメモを取っています。
あとから見返すと、
「このとき、こんなこと考えてたな」と思い出せるのもいいところです。

キーボードで打つより、
手書きのほうが考えが整理しやすい。
iPadは、そんな使い方が合っている道具だと思っています。

絵コンテ作成が、少し気楽になる

iPadとApple Pencilは、
絵コンテを作るときにもよく使っています。

完成度の高い絵を描くというより、
「こんな感じです」という方向性を共有するためのラフです。

・カットの流れ
・人物の位置
・カメラのサイズ感

こういったことを、
言葉だけで説明するよりも、
一度描いて見せたほうが伝わりやすい場面は多いです。

描いてみて、
「やっぱりこっちの方がいいかも」と思ったら、
すぐ描き直せるのも助かっています。

打ち合わせ中に、
その場でラフを描きながら話せるので、
イメージのズレが少なくなったと感じています。

撮影準備でのiPadの役割

撮影前の準備でも、iPadはよく使っています。

機材リストや制作の整理は
Milanoteでまとめているのですが、
それをiPadで確認しながら準備を進めています。

撮影前はどうしてもやることが多く、
頭の中だけで管理していると抜けが出やすい。

チェックリストを見ながら準備することで、
「たぶん大丈夫」ではなく、
「確認できている」という状態を作れるのは安心です。

香盤表や音源、参考動画なども
一箇所にまとめておけるので、
現場に入ってから探す時間も減りました。

撮影現場でのiPadの使いどころ

撮影当日、
iPadは目立つ存在ではありませんが、
あると助かる場面が意外と多いです。

進行の確認や、
次のカットの共有など、
ちょっとした確認がすぐにできます。

また、
トランスミッター経由で映像を映せば、
簡易的な確認モニターとしても使えます。

大きなモニターを用意するほどではない現場でも、
一緒に画を見ながら話せるのは便利です。

言葉で説明するより、
同じ画面を見る方が早い。
現場では、そう感じることが多いです。

写真撮影ではテザー用として

写真撮影のときは、
iPadでテザー撮影をすることもあります。

ノートPCを広げるほどではない現場や、
スペースが限られている場合でも、
iPadならコンパクトに確認できます。

ピントや表情、
光の当たり方をその場で確認できるので、
撮影後に気づくミスも減りました。

結果的に、
撮影全体がスムーズになる気がしています。

おわりに

iPadとApple Pencilは、
必ず必要な道具ではありません。

でも、
考えること、準備すること、
現場で確認すること。

そういった作業を、
少しだけ楽にしてくれる存在だと思っています。

映像や写真は、
撮影の瞬間だけでなく、
その前後の時間も含めて作られるもの。

iPadは、
その時間を支えてくれる道具のひとつです。

Posted byMatsushita