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2026/01/17

僕が使っているカメラについて -BlackmagicとLeicaという、少し珍しい組み合わせ-

こんにちは!axis.代表の松下です。
新年一発目のブログ何にしようかな〜と考えていました。
やっぱり僕らのクリエイティブ周りの思想の話がいいのかなーと思ったり、やりたい事書いたり、、
色々悩みましたが、今回はカメラの話をしようと思います。

色々なクリエイティブがあると思いますが僕らの仕事は
このカメラというものがないと始まらないのです。
なので、今回はaxis.で使用しているカメラについて書いていこうと思います。

普段、どんなカメラを使っているんですか?
そう聞かれることがよくあります。

僕が今メインで使っているのは、
映像用として Blackmagic Design のシネマカメラ、
マルチロール機(写真・映像)として Leica SLシリーズ、
スナップ機としてLeica Qシリーズです。

正直に言うと、業務で映像を作っている所でこの組み合わせはあまり多くないと思います。
でも、僕にとってはとても自然で、しっくりきている選択です。

今日はその理由を、少し言葉にしてみようと思います。

絵の質感が、ただ好きだということ

一番大きな理由は、とてもシンプルです。

この2つのカメラで撮れる絵の質感が、純粋に好き。

どちらも、どこか湿度を感じるというか、
カリカリしすぎず、少しボテッとした印象の映像になりやすいと感じています。

シャープすぎない。
情報量が多すぎない。

その分、光や影、色のにじみ方が素直に出てくる。
僕はその質感に、安心感のようなものを感じています。

理屈よりも感覚の話ですが、
カメラを選ぶ上で、この「好き」という感覚は、思っている以上に大切だと思っています。

BMPCC4Kにて収録
Pyxis6Kで収録
LeicaSL-2Sにて撮影
LeicaQ3にて撮影

インターフェースは、できるだけシンプルな方がいい

BlackmagicもLeicaも、
カメラのインターフェースがとてもシンプルです。

これは、日本メーカーのカメラと触り比べると、
思想の違いがはっきりと分かる部分だと思います。

もちろん、日本メーカーのカメラは本当に優秀です。
新しい機能が次々と追加され、
業界をリードしているのも間違いありません。

ただ、僕自身は
「必要なスペックを超えたら、それ以上はいらない」
という考え方をしています。

機能が増えれば増えるほど、
現場での判断は少しずつ鈍っていく。

だからこそ、
余計な選択肢が少なく、
撮ることに集中できるカメラが好きです。

Blackmagicのインターフェースも必要なものだけのシンプルなものです。

Lマウントアライアンスという“余白”

Leicaを使っていて面白いと感じているのが、
Lマウントアライアンスの存在です。

・Leica
・Sigma
・Panasonic

これらのメーカーが同じマウントを共有していることで、
レンズ選びや、プロジェクトごとのボディ選択に柔軟性が生まれます。

しかも、それぞれのメーカーの個性がはっきりしている。
同じマウントなのに、思想が違う。

この感じが、とても面白い。

現場や案件に応じて、
「今日はどのタイプのカメラで行こうか」
と考えられる余白があるのは、クリエイターとして楽しい部分です。

あえて“最適解”を選ばないという選択

映像の現場で言えば、
Sony、Canon、Nikonなどの国産メーカーを選んでおけば、
まず困ることはありません。

スピード感、安定性、汎用性。
どれを取っても、現場的には“正解”です。

それでも僕が今のカメラ構成を選んでいるのは、
機材選びも、表現の一部だと思っているから かもしれません。

僕のカメララインナップは、
正直「パッと出して、サッと撮る」ことは得意ではありません。

でもその代わりに、
プリプロダクションに時間をかけ、
撮影に向き合い、
編集まで含めて丁寧に仕上げる。

そういう前提の仕事に、自然と向かっていく構成です。

裏を返せば、
「そうでない仕事は、できないよ」
という意思が、機材選びの中に潜んでいるのかもしれません。

おわりに

カメラは道具です。
でも同時に、
その人の考え方や、仕事への向き合い方が表れるものでもあります。

BlackmagicとLeicaという組み合わせは、
僕にとってはとても正直な選択です。

これからも、
流行や正解に振り回されすぎず、
自分が信頼できる道具と一緒に、
丁寧に映像を作っていけたらと思っています。

Posted byMatsushita