
こんにちは!axis.代表の松下です。
僕は気づけば、いつもカメラを持っています。
それが仕事のためでも、撮影の予定がなくても。
なぜかというと、日常の中にも素敵な瞬間はあるからです。
光の差し方、街のざわめき、何気ない表情。
ふとした瞬間に「撮りたい」と思うことって、意外と多いんです。
コンパクトなシネマカメラセット
僕が普段、気軽に持ち歩いているシネマカメラは BMPCC 4K(Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K)。
シネマカメラとしてはとてもコンパクトで、価格も比較的リーズナブル。
それでいて、Blackmagic特有のRAWの質感と階調が得られます。
発売から時間が経った機種ですが、ソフトウェアアップデートのサポートもあり、
現在も進化を続けている良機種です。
このサイズで“シネマ基準の画”が撮れるというのは、やっぱり魅力です。
レンズは Voigtländer Nokton 17.5mm F0.95 を使用。
マイクロフォーサーズでもしっかりとボケを出せるし、
少しノスタルジックで柔らかい描写がすごく好きです。
美しいボケは本当にドラマチックに写ります。

モニターも大きく綺麗なので撮影しながらテンション上がります。
音声には Sennheiser MKE 200。
コンパクトなのに音質が良く、取り回しもラク。
コールドシューアダプターで上部にマウントして、
必要な時だけ素早く着脱できるようにしています。


電源はモバイルバッテリーでスマートに
電源まわりは Anker Power Bank を使用しています。
スリムで大容量、そして 移動中でも充電ができる のが嬉しいポイント。
専用の USB-Cケーブル を使えば、BMPCC4Kに直接給電が可能。
カフェや移動中の車内でも、バッテリー残量を気にせず撮影が続けられます。
シネマカメラは電力消費が激しいので、
このモバイルバッテリーを常にバッグに入れておくだけで安心感が違います。



軽快に持ち歩くことが大切
機材をコンパクトにまとめる理由はひとつ。
「重い」と感じると、撮る機会が減ってしまうからです。
シネマカメラはどうしても大掛かりになりがちですが、
だからこそ“軽快に持ち歩けるセットアップ”を意識しています。
実際にこのセットで街を歩いていると、
何気ない光や会話、風景までもがレンズを通すと特別に見える。
それが、映像を撮る面白さだと思います。
日常の中に「撮りたい瞬間」はある
どんな高価なカメラを持っていても、
撮りたい瞬間にそこにいなければ意味がない。
だからこそ、「いつでも持ち出せるセット」を作っておくことが大切です。
映像を仕事にしていても、
こうして“好きな機材で好きなように撮る”時間が、
結局は一番楽しいし、原点に戻れる気がします。
カメラを持って歩くだけで、
街の光も、風も、時間の流れさえも違って見える。
その瞬間を切り取れるのが、
シネマカメラを持ち歩く楽しさなんだと思います。
では、また!