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2025/10/02

スマホで料理を美味しそうに撮る3つのコツ

こんにちは!axis.代表の松下です。
日に日に気温が下がってきて、秋の訪れを感じる今日この頃なのですが、
やはり秋といえば食欲の秋ですよね!
僕は美味しいものを食べたりすることが一番好きなので今日はそんな記事を書こうと思います。

皆さん一度は経験した事がある、素敵な料理を前にして写真を撮ったのに、「なんだか実物ほど美味しそうに見えないなぁ…」という経験、きっとあると思います。
僕はスマホの過去の写真には溢れんばかりにそんな写真が溜まっています。

でも安心してください。実は、たった 3つのポイント を意識するだけで、スマホの写真はぐっと“食欲をそそる一枚”に変わるんです。

逆光で撮る ―― 「光は立体感を生み出してくれる」

料理写真の一番のポイントは、やっぱり光。
真正面から光が当たると、どうしても平面的でのっぺりしてしまいます。そこで大事なのが 「逆光で撮る」 こと。

写真をあまり撮らない方からするとこの「逆光」ってネガティブな印象が強いのかな、、、と思います。
よく両親が記念写真を撮る際に「あー逆光や、あんたちょっとこっちに移動して!」と言われた経験は皆さんにもあるはず。

ですが、逆光や半逆光で撮ると、料理の輪郭がくっきり浮かび上がり、ソースやスープのツヤが美しく輝きます。湯気も逆光ならふんわり見えるので、まるでその場の香りまで伝わってくるような写真になるんです。
もう逆光に怯えなくていいんです。

窓際に座り、料理の後ろから光が入るように置くだけでOK。強すぎる光はカーテンや紙でやわらげれば十分です。
覚えておきたい最初の合言葉は―― 「逆光で撮る」。これだけで写真は見違えます。

(iphoneで撮影。順光で撮っているので立体感が無くのっぺりした印象になっています。)
(iphoneで撮影。半逆光で撮影しているので、影が生まれて立体感、ソースのてり感が出ています。)

窓際に座る ―― 「座る場所で写真の質感が決まる」

次に大切なのは席選び。
料理写真のクオリティは、実は 「窓際に座る」 かどうかでほとんど決まるんです。

自然光は料理を包み込むように照らし、素材の色や質感をありのままに引き出してくれます。逆光・半逆光の理想的な環境も、窓際なら自然と整います。
お店の照明は温かみがあるオレンジ色の照明が多く使われています。落ち着く雰囲気の演出にはすごくいいのですが、料理にそのライトの色が加わると料理本来の色味が撮影できない事があります。

店に入ったらまず探すのは――そう、窓際の席
第二の合言葉は 「窓際に座る」。これを覚えておくだけで、特別な機材がなくてもグッと写真の雰囲気が変わります。
(混雑しているお店で窓際に案内されなくても、ヘコまずその時は写真より食べる事に集中しましょう。お店に迷惑にならないように配慮してください。)

(店内の照明は、オレンジ色が強く出ている傾向が多いのであまり綺麗に撮影はできないかも、、、、、)
(窓側が光が綺麗で一番料理を美味しくとれるスポットです)

ズームで撮る ―― 「歪みをなくして美味しさまっすぐ」

そして最後。
料理をスマホで撮るときに忘れないでほしいのが、「ズームで撮る」 ことです。

スマホのレンズは広角寄り(広い範囲を写そうとする)なので、そのまま近づくとお皿が歪んで写ってしまいます。そこで2倍前後にズームしてから撮影してみてください。

お皿の形が自然に整い、余計な背景も切り取れて、料理そのものの魅力がまっすぐ伝わる写真になります。
プロが料理に望遠レンズを使うのも同じ理由。
つまりズームはスマホでもプロに近づける一番シンプルなテクニックなんです。
第三の合言葉は―― 「ズームで撮る」。歪みのない写真はそれだけで美味しそうに見えます。

(iphoneの広角レンズで撮影。お皿が楕円形に歪んでしまっているのと、背景のゴチャゴチャ感が写ってしまっています。)

おわりに

料理を美味しそうに撮るための3つのポイント。改めておさらいです。

「逆光で撮る」――光は立体感を生み出してくれる。
「窓際に座る」――座る場所で写真の質感が決まる
「ズームで撮る」――歪みをなくして美味しさまっすぐ。

どれも難しいテクニックではなく、誰でもすぐに実践できることばかり。
次に食事をするときは、この3つの合言葉をぜひ思い出してみてください。
きっと、いつもの料理がより一層“おいしそう”に写せるはずです。

では、食欲の秋を楽しんでください!

Posted byMatsushita